[論文掲載] 宮原准教授、富岡JAMSTEC・高知コア主任研究員(広島大学客員教授)、薮田教授らが参画した小惑星リュウグウ粒子に関する論文がMeteoritics & Planetary Scienceに掲載されました。
この論文ではリュウグウ微粒子の詳細な岩石学的特徴と構成鉱物の報告をしています(公開論文url)。リュウグウ微粒子は主にMgに富むサポナイト・蛇紋石、マグネタタイト, 磁硫鉄鉱, ペントランド鉱, ドロマイト, Feを含むマグネサイトで構成され、これらの鉱物はCIコンドライトの構成物質組み合わせとよく似ています。一方、リュウグウ微粒子にはCIコンドライトにあまり含まれていない鉱物種も多く見つかりました。